深澤 昌弘

MASAHIRO FUKAZAWA
レザーリペア職人

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革靴購入時のサイズ選び

ご自身にピッタリ合うサイズがわかっている方は意外と少ないのではないでしょうか。

もしくは、合っていると思い込んでいる方も実は少なくない。


では本当に合っている靴を探すにはどのような手順を追えば良いのでしょうか。

大きく分けて3つのポイントがあります。

それでは順を追って確認していきましょう。

今回はその内の1つ目です。

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①まずは靴の作りです。

製法によって選ぶべきサイズが異なります。

*(それぞれの製法がどのような作りになっているかを覚える必要はありません。)


セメンテッド製法とマッケイ製法、ブラックラピド製法は履き馴染んでも大きくサイズ感は変わりませんので、購入時にピッタリのサイズで購入しても大丈夫です。


それに対して履き馴染むとともに、ハンドソーン製法は多少、グッドイヤー製は大きく中底が沈み込むため、ハーフサイズ前後緩くなります。ですので購入時には少しタイトなサイズ選びをお勧めします。

ここで注意すべきはスコッチグレインとジャランスリウァヤというブランドです。非常に人気のある2つのブランドです。

グッドイヤーとハンドソーンの2製法は中底の下にコルクが詰まっていて、それが沈むことでオーダーメイドの中敷のようになっていくことが特徴ですが、スコッチグレインはコルクではなくスポンジを入れています。それぞれメリットがあるためどちらが良いかは好みになるとして(これに関してはまた別の機会に)、スポンジはコルクのように踏み固められて沈むことがなく、グッドイヤーの割に沈みが少ないのです。タイトに買っていつまでも足が痛いという方が多く見られます。


それに対してジャランスリウァヤは

通常、グッドイヤーより沈みの少ないはずのハンドソーンですが、このブランドの場合はグッドイヤーより沈みます。ピッタリ履きたいなら痛くならないギリギリにタイトに買うか、無理のないくらい少しタイトに買ってジャストフィットを諦めるか。


気になっている靴があって、どの製法なのかわからない場合は店員さんに聞いてみるといいです。基本的に9割はこの5製法で作られています。

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