話題のシュランケンカーフは、やっぱり黒がいい。

皆さんは「シュランケンカーフ」ってご存知ですか?簡単に言うと、型押しとば違って自然で不規則なシボ模様で、色落ちや退色などがそれほど発生しない発色の良いマテリアルです。この「シュランケンカーフ」は、近年様々なブランドより製品化され、レザーネームとしても少しずつ認知されてきました。Mens Leather Storeでは、こだわりのスタイルを持つ男性に向けたブランド『CIMABUE(チマブエ)』が、ラウンドジップウォレットとして販売しています。カラーラインナップは、Black・Oak・Blueの3色ですが、その中でも、変わらずに婉麗な佇まいを創出するBlackは、「シュランケンカーフ」を上手に仕立て、ゴールドカラーのファスナー類によって、いわゆる高級感をイメージする"金黒"です。エレガントな佇まいに思わず大人の高級財布って言えるような、オススメのできる財布なので、ご紹介したいと思います!


独特なシボと、ツヤすぎない上品な質

1864年創業の歴史と伝統を誇るドイツのタンナー、ペリンガー社で鞣された高級皮革が「シュランケンカーフ」です。カーフ専門のクロム鞣しにおいては世界最高峰と言われる高品質を誇り、世界中のトップメゾンにも愛されて提供していることでも有名です。その質感でお気づきになられた方も多いようで、あのファッションブランドの中心地パリで発祥した歴史あるブランド「エルメス」でも採用されていますね。ペリンガー社では、独自のクロム鞣し・仕上げ・染料と顔料による染色技法によって仕上げられます。はっきりとした華やかな色を実現し、革の収縮によって生まれるシボは、薬剤に漬け込んで原皮の大きさから約20%の収縮を踏まえることで、ギュッと締まったような質感と優しい光沢感を作り出していると言われています。また、しなやかそうに見えて、一定のコシがあるので型崩れしにくいのも魅力です。見た目に関しては、使い始めはふっくらとしたツヤすぎない質感ですが、エイジングしていくうちに、段々と美しい光沢が生まれます。もちろん、劇的に変化するわけでなく、あくまでも上手に成長する感じと言えるでしょう。『CIMABUE』では、外装だけでなく内装にも贅沢に使用し、上品なシボ感と優しい発色、しっとりとした独特の肌触りが楽しめます。余談ですが、このペリンガー社、排水処理施設の完備や、牛の食料・飼育施設の把握など生産環境への配慮を徹底しているタンナーでもありますので、筆者は、一般的なタンナーのイメージと違って、どことなく洗練されたクリーンな印象があります。なんとなく、この素材が企業イメージを象徴している気がするのです。

話題のシュランケンカーフは、やっぱり黒がいい。



東京の職人による、匠の熟練技で仕立てられたクオリティ

大人のセンスとスタイルを刺激する、『CIMABUE』のラウンドジップ長財布。メインコンパートメントを開くと、小銭入れにも高級感あるゴールドのYKKエクセラ製ファスナーを備え、操作性と利便性を両立しています。引き手もゴールドで統一し、エレガントで高品位な美しさを創出。外部のファスナーも、もちろんゴールドのYKKエクセラで統一。一見通常のラウンドジップのように見えますが、使いやすさを向上させているのが、片マチです。きちんと袋にする部分は両サイドにマチを設け、開いた際の片面のみ片マチにする事で、"全ての収納物を上から出し入れする"から、"必要とあらば利き手の動きに合わせて収納物を横に引き出す"ができる便利な構造です。

話題のシュランケンカーフは、やっぱり黒がいい。



まとめ

皆さんいかがでしたか?『CIMABUE』のラウンドジップ長財布。中でも、Blackが圧倒的にかっこいい!"金黒"仕様で大人な雰囲気。今の時代、レザー商品は様々なカラーと素材で選び放題なところも正直あります。そんな中で、あえてBlackをセレクトすることは、どことなくもったいない感がある方もいるでしょう。しかしながら、流行カラーでなく普遍的で往年のベーシックカラーを選んで、末長く財布を愛することも、玄人的なかっこよさがあると思います。数量に限りがありますので、気になる方は参考にしてください!



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