皮が鞣されたものが
「革」となり
鞣しの段階で 様々な栄養を含んだ革が
その素材の特徴として
個性を持って生まれ変わります
革の内部の栄養分は
長年にわたり使い続けられる革にとって
重要な栄養分であり
素材本来の魅力を引き出してくれます
しかし 市場に見られるほとんどの製品が
漉き加工(革を薄くする)を行い
革の内部に含まれる栄養分をあえて取り除き
革の銀面(表皮)のみを残して
異素材を仕込み
製品作りを行なっています
革素材は 鞣したままの原厚の厚みこそ
素材本来の魅力を
最大限に引き出す事ができるのです
鞣し加工により
タンナー(革の生産者)ごとに
様々な特徴を持つ革素材ですから
素材の魅力を十二分に味わえる製品作りが
素材を扱う者として
求められるのではないかと思います
LUTECEでは素材の特徴を生かし
鞣されたままの素材で
製品作りを積極的に行なっております
製品を作る上で
厚みは重要な部分であり
厚みのある素材をそのまま使えば
分厚い製品しかできませんから
必要な部分のみ
革を薄く漉くことにより
全体のバランスを保つ工夫をします
LUTECEが最も多用している技術が
「溝漉き」です
厚みのある革に彫刻刀で溝を作ることにより
革を立体的に組み立て
形作ることが可能となります
「溝漉き」
「革を折る」
鞣したままの
素材の魅力が詰まった革素材を
継ぎ接ぎのない1枚の革を折り曲げて作る
「Regalo名刺入れ」は
2005年の発売当初から作り続けている
人気の名刺入れです
イタリアのタンナー"バダラッシ社"が誇る
最高級バケッタレザー
"ミネルバリスシオ" "プエブロ"は
他のタンナーとは一線を画す
内部に含まれた成分に特徴があり
使い込むことにより
バダラッシ革の強さが実感できます
バダラッシ革の素材本来の魅力を
最大限に生かした名刺入れ
"Regalo"は
メンズレザーストアにて販売しております
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