田中 智之 / Tanaka Tomoyuki

NIBUR 代表 / デザイナー

学生時代に、1つの革財布に魅了され独学で革細工を学ぶ。23歳で50万円と革包丁を握りしめて飛び出すも、1年半で生活ができなくなり一度挫折する。
10年経っても財布への情熱を捨てきれず、2017年にNIBURを設立。
「財布バカが作った、財布ばっかのブランド」をコンセプトに、機能とデザインの両立を追求した財布を提案。

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ブランド名を「NIBUR」にした理由。

初めまして、NIBURの田中と申します。

NIBURは「機能と情緒」をコンセプトに掲げる、財布バカが作った財布ばっかのブランドです。

NIBURはニブールと読み、造語です。かなり鈍くさそうな響きですが、長い時間をかけて考えた名前でとても気に入っています。 笑

僕は、学生時代に1つの財布に魅了されて以来、機能性と情緒性の両立を追求しながら15年間独学で革財布を作り続けてきました。現在は革財布づくりの講師、ブランドへの財布デザイン提供などもしています。  

そんな僕の好きなデザインに「ルビン(RUBIN)の壺」というものがあります。エドガー・ルビンが考えた多義(反転)図形と呼ばれる絵です。白に集中すれば壺に見え、黒に集中すれば2人の向き合った顔に見える。これは、トリックアートのようなおもしろさの他に、もっと大事なことを教えてくれています。


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それは、壺を見ているときは顔は見えず、顔を見ているときは壺は見えない。つまり、注目しているどちらか一方しか見えず、決して2つは同時に見えないということです。

しかし、僕が追求し続けているのは機能性と情緒性の両立です。どちらか一方だけではなく、2つを同時にです。

だから、2つは同時に見えないRUBINを否定(反転)する意味で、NIBURと名付けました。

機能は人に生活の豊かさを、情緒は人に心の豊かさをもたらすと考えています。機能と情緒を大切に、人の生活と心を豊かにする価値のある財布を提案できるブランドでありたい。そう願いながら、日々NIBURと向き合っています。

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