意外と知らない!?レザー商品の手入れ術!抑えておきたい5つのポイント

レザーアイテムを手に入れる前や、手にいれてすぐには「せっかく高価なものなのだから、大切に長持ちするように使おう」と思いますよね。実際に、レザーアイテムは綺麗に使い込めば使い込むほど味わい深くなってきます。ただ、「お手入れ方法がよく分からない」「メンテナンス道具は合わせて買ったけど、使い方がわからない」など、基本的なお手入れ方法がわからない方も多いのでは。せっかく高価で価値あるレザーアイテムでも、きちんと手入れしないと「味わい」といより「ヨレヨレでくたびれている」なんてことに。今回はレザーアイテムを長く愛用するための「抑えておきたい手入れ術」についてご紹介します。

  1. 1.レザーブラシを使う
    レザーアイテム手入れの基本は、レザーブラシによるブラッシングです。レザーのシミやカビは、表面についたホコリやゴミが水分を含んで放置された結果できるもの。こまめにホコリやゴミをとることが、シミ、カビ予防には欠かせません。細かいホコリやゴミなどを取り除くには、レザーブラシによるブラッシングが最も効果的です。レザー商品の手入れを今まであまりしたことがないという方は、まずブラッシングから行なってみてはいかがでしょう。
  2. 2.皮革製品専用のクリーナーを使う
    汚れやシミがついてしまったら? 皮革製品専用のクリーナーを使うのがオススメです。皮革製品専用のクリーナーには、汚れやシミを落とす以外にも革に艶を出したり、保護したり、防水加工の効果があるものもあります。ただ、汚れを落とす力が強い分、革の色まで落としてしまったり、また、クリーナーの性質によっては塗りムラが出来てしまったりしてしまう恐れもあります。まずは、汚れの目立たない場所で試し拭きをしてから使う方が良いでしょう。
  3. 3.乾いた布でよく拭いて陰干しする
    レザーアイテムは基本的に水に弱いもの。水が染みると、水シミや水ぶくれ、色落ち、型崩れ、カビなどの原因になってしまします。雨などで濡らしてしまった時には、乾いた布でよく拭いてあげましょう。乾いた布で拭いた後は、陰干しをしてください。すぐに乾燥させたいからといって、温風で乾燥させたり、日なたの直射日光で乾燥させたりは絶対にしないようにしてください!レザーを収縮させて痛ませてしまいます。
  4. 4.個性的かつ万能
    軽く革を伸ばした際に、若干伸縮性があるのはクロム鞣しである可能性が高いです。反対に、タンニン鞣しの場合は一般的に伸縮性が低く、革が固くなることが多いです。ただし、タンニン鞣しでも行ったタンナー独自の手法で、柔らかく仕上げている場合もあるため、一概に判断できないです。
  5. 4.レザー専用オイルでオイルケアをする
    レザー専用オイルを使うことで、適度な油分を補給し、ひび割れなどを防ぐことができます。レザーを長く愛用するためには、オイルを定期的に補充することが大切です。ただし、染み込みすぎもかえってレザーを痛めしてしまします。オイルは、一度に大量に使わず、できるだけ均等に薄く広げるように塗ってください。また、レザーの種類によっては、オイルとの相性がよくない場合もあるので、こちらも必ず目立たない場所で試してから利用するようにしてくださいね。
  6. 5.レザー商品用の防水スプレーを使う
    レザー用防水スプレーは、水に弱いレザー製品にシリコンやフッ素化合物などを含むスプレーを塗布することで、撥水機能をつけるためのスプレーです。表革、スゥエード、エナメル、牛革、爬虫類革・・・レザーの種類や表面仕上げ方法はさまざま。それぞれタイプにあったスプレーがありますので、正しく選ぶようにしましょう。間違ったスプレーを選んでしまうと、水ぶくれといったトラブルのもとに。また、シミやムラができることもあるので、目立ちにくい場所でテストすることをお勧めします。レザー用防水スプレーは、レザーアイテムの品質の保持をする目的としたものではありませんが、水に弱いレザーアイテムにとっては、重要な予防ケアといえます。

まとめ

レザーアイテムは、きちんと手入れし、大切に使えばとても長持ちできる商品です。今回、まとめさせて頂いた手入れ術を参考にして、お持ちのレザーアイテムのケアを定期的に行なってみてはいかがでしょうか?時間をかけてお手入れすればするほど、愛着もわいて、もっと大事にしようと思えるはずですよ。

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