雨の日でも履ける、いや、雨の日こそ履きたいビジネスシューズ3選

革靴の大きな弱点と言われているのが「水分」です。「明日は大事な商談があるからお気に入りの革靴を履いていこう!」そう思っていたのに雨が降ってしまい、仕方がないのでイケてないビジネスシューズを履いて行った......なんてこと、よくある話ですよね。
でも、実は「雨の日に革靴を履けない」という考え方は間違いなんです!今回は雨の日でも履ける、いや、雨の日にこそ履きたい革靴を紹介したいと思います。

ゴアテックスを採用した革靴

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GORE-TEX ®(ゴアテックス)とは防水耐久性、防風性、透湿性を高度な次元で兼ね備えた素材こと。厳しい品質基準によって作られたことを保証する黒いタグがつけられているのが特徴です。ビジネスシューズの中には、メイン素材にキップ(生後6カ月〜2年までの牛からできる革)を使いながら、ゴアテックスの技術が施されているものがあります。汗による水蒸気は放出するが、雨や雪などの水分は内側に入れないという加工がされているので、雨の日用にGORE-TEX ®のタグが付いた靴を購入しておくといいでしょう。「REGAL」の「幅広3Eウィズストレートチップ」は、天候を気にせず履くことができる革靴なので、1足持っておくと重宝します。

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靴底に濡れた路面に強いソールを使っている革靴

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メイン素材としてカーフ(生後6カ月以内の仔牛の革)に、撥水加工を施したビジネスシューズもあります。さらに「ヘキサジョン=エグザ」という軽量でグリップ性に優れ、雨などで濡れた路面でも歩きやすいように工夫された靴底を使用したものも。革靴は濡れた路面だと滑りやすいというイメージがありますが、「スコッチグレイン」の「シャインオアレインⅢ」のように雨に強いソールを備えた革靴は要チェックです。

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オイルドレザーの革靴

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通常よりも多く脂を含ませた革を「オイルドレザー」と呼びます。オイルドレザーを使った革靴は雨の日に強いと言われています。そのオイルドレザーを使用した革靴が「フープディドゥ」の「whoop'-de-doo'」です。オイルドレザーの革靴が雨に強い理由はシンプルで、脂分を多く含んでいる分、それが水分を弾くバリアの役割になり自然な撥水性に繋がるからです。オイルドレザーは一般的な革よりも光沢が出ないので、好みが分かれるところですが、雨の日用として一足持っておくのはアリかもしれません。その独特の風合いはビジネスシューズからカジュアルなシーンまで、さまざまな場面で活用します。

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普通に革靴を雨の日に履くには

最後に、普通の革靴は雨の日には履けないのかというと、そんなことはありません。毎日忙しく、雨の日用のお手入れする時間がなかなか取れないので、防水加工されている革のビジネスシューズがもてはやされているという事実があると思います。
雨の日に普通の革靴を履くには、ビフォーとアフターのケアが重要です。
雨の日でも革靴を履く場合は、前日までに防水スプレーなどをかけてしっかり準備することが必要です。また、履き終わった後は濡れた革靴をそのままにせず、タオルで水分を拭き取り、保湿クリームを塗るなどしてケアしておきましょう。防水加工されている革靴を準備したところで、最近よくあるゲリラ豪雨など、突然の大雨で革靴が濡れてしまうこともあります。そんなときにもきちんとアフターケアをするか、しないかで革靴は大きく変化します。濡れたままで放置した結果、水シミができて変形してしまったビジネスシューズを履いて会社に行くのか、アフターケアを施した美しい革靴を履いて行くのか......革を愛する人であれば、この質問の答えは聞くまでもありませんよね。
防水加工用の革靴を準備しつつ、雨に濡れたときのケア方法も覚えておきましょう!

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