レザージャケットと言えば、羽織るだけでコーデを男らしい印象にしてくれるアイテム。しかし、主張が強いからこそ、その合わせ方に悩む人は多いはず。
レザージャケットを着慣れていない方でも、簡単にレザージャケット着こなせるおすすめのコーデをスタイリストの中西ナオさんに聞いてみました。

ダブルライダースのおすすめコーデ

レザージャケットは基本的にハードになりやすいため、他のアイテムでそのハードさを中和させてあげます。ダブルのライダースジャケットは特にハードな印象になりやすいアイテムですので、きれいめなアイテムを使って中和することを意識。
合わせているアイテムは特別なものではなく、普通のボタンダウンシャツにウールパンツです。ウールパンツは、仕事用のものをそのまま流用することも可能。外しとして、ニットタイとスニーカーを合わせてあげると、きれいにまとまります。
新しく買い足さなくても、今持っているものだけで作りやすいコーデです！

テーラードタイプのレザージャケット

テーラードタイプは、今ではあまり見ないタイプなので珍しいかもしれません。テーラードタイプは形がかっちりしたイメージがあるため、逆にカジュアルなアイテムと合わせるようにします。
合わせているのは、シャンブレーシャツです。このシャツは、基本はカジュアルなスタイル向けですが、ジャケパンにも合わることができる使い勝手のいいシャツです。カジュアル度で言うと「仕事用のシャツ＜シャンブレーシャツ＜デニムシャツ」くらいの感覚です。パンツには、グレーのリブパンツを合わせて、足元は少しだけ引き締めるためにローファーを合わせることで、カジュアルになり過ぎないスタイルに。

ブルゾンタイプ（襟付き）のレザージャケット

襟付きのレザージャケットは、下手するとおっさん臭くなりやすいので、全体的にスッキリしたアイテムと合わせます。ボーダーのカットソーは、持っている方も多いので、実際に試してみやすいコーデだと思います。
レザージャケットを着慣れていない方は、まずは比較的シンプルなデザインのジャケットを選び、インナーで色や柄を入れてあげるなどの遊びを入れるとバランスをとりやすいです。

ブルゾンタイプ（襟付き）のレザージャケット➁

全体的にモノトーンでまとめて、Tシャツにレザージャケットというシンプルなコーデです。
絵などが入っているプリントTと合わせる方もいますけど、少しハードルが高いので、ロゴや文字入りのTシャツがおすすめです。中のTシャツの丈の長さが、ジャケットよりも長くなってしまうとバンドマンのようになってしまうので注意。

お話を伺った人
雑誌からタレントまで幅広く活躍。女性誌などではメンズ部門を担当、モテコーデやカップルコーデを得意とするスタイリスト。