紳士革靴・ビジネスシューズのオーダー、メンテナンス、修理のことならなんでも相談に乗ってくれる『BROSENT』をご存知ですか。お店は通称「インテリア通り」と呼ばれるほど、お洒落なインテリアショップが軒を連ねる目黒通り沿いにあり、買い物はもちろんですが、散策だけでも十分楽しめるスポットにあります。お洒落な装いに上等なローファーを合わせて、ふらっと『BROSENT』に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。きっと、気さくな2人のマイスターが、気兼ねなく靴の状態をみてくれたり、メンテナンスの相談にものってくれますよ。ここでは、『Mens Leather Store』の思いと、それを手にする革靴ファンのために作られた、ローファーをご紹介します。雰囲気ある染料による手染めと、カラリストの指先による味のある顔料仕上げのハーモニーを感じてください。確かなく作りと、印象的な美しい色合いを参考にしてみてください！
モダンクラシックのスクエアトゥで、アッパーにかけての美しいラインを表現。
新調する前から所有していたかのような存在感に、美しさの中に儚さを宿したような魅惑感を併せ持った、こだわりのローファー。『BROSENT』が、長年に渡り積み重ねてきた作り手の革靴への情熱が注がれております。『BROSENT』の代表が、本場ヨーロッパの風土の中で、実際に数々の革靴を履いてきたことで、その経験から靴作りに試行錯誤を繰り返して生まれた『JOAN』と名付けられた木型を採用しています。このローファーは、トゥがさりげなくシャイン仕上げとなっており、アッパーからヒールにかけては落ち着いたナチュラルな質感なので、非常にエレガントさが際立つ印象です。そして、カウンターと呼ばれる踵回りの芯材がオリジナルの設計で、履いた時の土踏まず周りのフィット感が最高です。
ローファーの印象を決定づける、サドルストラップ。
ローファーは、スリッパのように手軽に履けることから、怠け者という意味を持ちます。サドルストラップを備えていることが大きな特長で、俗に「ペニー（1セントコイン）ローファー」と呼ばれるなど、かつてサドルストラップにはコインを挟む機能として備わっていました。現在では、その機能は失われておりますが、サドルストラップのシルエットラインや、ヌキの形状によって靴の印象を楽しめるポイントとなっています。また、目黒の『BROSENT』では、新たな機能として「サドルチップ（W80×H20mm）」という中に差し込めるレザーチップも販売しています。筆者としては、皆さんがお手持ちの革などをカットして、ご自身でスリットに差し込んで楽しむことも良いのではないかと感じました。
カカトをやさしく受け入れる包容感がある、球根のような丸み。
数多くの実績に裏付けられた、日本人の踵の形に心地よくフィットする木型『JOAN』を採用。これは、カカト部分が丸くて、上部に向かい細くなっていく、球根のような独特な形状を追求することにより実現しています。職人の手仕事により、じっくりと造形していくため、ローファー1足を作り上げるのに多くの手間がかけられています。カカトのフィット感が気持ち良く、履き始めから馴染む包容感は素晴らしいの一言です。もちろん、足裏にあたるインソールも、こだわりの設計にしなやかな牛革の採用によって、履き始めから快適な履き心地を実現しています。 一般的なインソールよりも格段に柔らかい牛革なので、靴の中で足裏に吸い付く感じです。
柔軟性の高いアウトソールで、安心の履き心地。
『BROSENT』のローファーは、堅牢でハリも十分ありながら、非常に柔軟性の高いアウトソールを開発し採用。これにより、歩行の際に踵が抜けにくいなど、履き始めに硬いとされるグッドイヤーウェルト製法のマイナス面を見事に克服しています。さらに、磨り減りの起こるカカトの底には、信頼性が高いドイツのコンチネンタルを採用しています。
まとめ
近年人気のあるローファーですが、皆さんの参考になりましたか。お洒落は足元からと言いつつも、かはりご自身の足に合ったものを選びたいですよね。ヨーロッパの革靴などは日本人にとってはアッパー周りに無理が生じたり、カカトがしっくりとこなかったりと、気に入って購入した革靴で色々と苦労された経験がある方は多いと思います。『BROSENT』のローファーは、ヨーロッパの美しいデザイン性にオマージュしながらも、日本人の足に適した安心な木型がベースなので、履き始めからフィット感に違いがあることに驚かされます。20年以上の経験により培われた知識と技術の粋を集めて、他では決して真似できない本当に良い靴を生み出している革靴専門ブランドならではの説得力は、きっと履かれた方のみぞ知る、特別な存在となるでしょう！
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