日本の革職人が作る人気の高級財布!ロングウォレット篇(5)

ベルギー牛革 (サドルプルアップ) ロングウォレット by WILDSWANS(品番:SURFS I)

マテリアルのご紹介

ベルギー マシュア社(Tannery Masure)のベルギー牛革(サドルプルアップ) を使用しています。マシュア社は1873年に創業したベジタブルタンニン鞣しを得意とするベルギーのタンナーです。ドイツやフランスが得意とする画一的なクローム鞣しと相反して公害の少ないタンニン鞣しを用いて革を鞣し、革本来の表情を活かす製法が特徴のようです。堅牢度、耐久性に非常に優れていて、通常の皮革よりも多めにオイルをしみ込ませてあるので柔軟性にも富んでるようです。"プルアップ"とは、皮革を折り曲げたり、引っ張ったりした時にオイルが繊維内を移動して表面の色が変わる"プルアップ効果"が名前の由来とのこと。 部位としては牛革の中でも平均的に厚めの成牛の肩(ショルダー)の部分を使い、繊維密度が高くコシが非常に強いのが特徴で、透明感のある光沢は使い込むことで増し、十分にエイジングを楽しめるマテリアルです。
※引用先:※引用先:https://www.cou-shop.jp/SHOP/products/detail.php?product_id=87

形状のご紹介

ベルギー牛革 (サドルプルアップ) ロングウォレット by WILDSWANS(品番:SURFS I)

スーツやジャケットの内ポケットにもすっきりと収まります。オンオフ問わず使える小銭入れ付きの長財布です。全体のシルエットは薄くスマートでシンプルな印象です。かぶせはWILDSWANSならではの曲線を用いたデザインですので、壊れにくく丈夫。カードは6段で、紙幣は両サイドに入ります。もちろん、使い方次第で領収書などの収納もバッチリです。小銭入れ部分は片マチタイプのファスナー開閉式ですので、余計な厚さを生むことなく収納力も担保しています。ファスナーはYKKエクセラを使っていますので申し分ないですね。YKKエクセラは、ファスナーの噛み合う部分が1点1点磨かれているので、開閉にストレスを感じません。

まとめ

WILDSWANSの財布は、デザインによるファッション性もさることながら、コバやステッチに至る細かな部分まで、きちんと茨城の自社工場で生産・管理されているためどれも美しい仕上がりです!"サドルプルアップ"を使用した革小物を提供してくれるブランドも珍しく、この革は使い込んだ人にしか訪れない何かを秘めている感じがしました。使えば使うほど美しくなる財布。ベジタブルタンニングによって、天然の植物性溶剤を用いて鞣された革の素晴らしさは、革好きならぜひ堪能していただきたいです!

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