2012年に蔵前で産声をあげたAlt81（オルトハチジュウイチ）。革職人が責任を持って一つ一つを手作りで丁寧に仕上げる。シンプルでハイセンスな革製品を、企画・生産・販売まで一貫して行っているブランドです。ものづくりの街浅草・蔵前には、レザーブランドも多く存在します。その中でこのAlt81はブランドが立ち上がるまでの経緯が変わっています。当日スタッフにお聞きしたところ、Alt81は株式会社IchitogoManufacture（イチトゴマニュファクチャー）代表の高崎真行氏が実力・経験ともに信頼のおけるメンバーを集え、スタートしたブランドですが、高崎氏は元々Webプロモーション・マーケティング会社に勤めた後、革製品製作会社でキャリアを積んだ人物です。会社立ち上げ時は、コンサルタントという立場で日本の革製品製作会社をサポートする業務であったといいます。しかし、何事も新しいものに飛び込むと見えてくるもんですね。高崎氏は業界そのものの職人への低報酬という危機感や、職人が減ってきているという不安要素を目の当たりにし、とうとう自ら、企画、製造、販売という事業に参入しました。異業種からの挑戦は決して簡単なことではありません。当日いらしたスタッフの方々とお話ししても、楽しそうに仕事をエンジョイしているではありませんか？ブランドのヴィジョンを見せる、ブランドの舵取りが高崎氏であるとすれば、船体で働くクルーは自身の仕事を責任を持って自ら行っている感じがしました。

Alt81は、マテリアルや金具などの素材を一つ一つ理由を持ってセレクトしているブランドだと思います。スタッフ全員が作品について語れるブランドってそうそうありませんよ。また、セレクトした素材をホームページ（http://alt81.com）でも正直に開示しています。また製品価格はリーズナブルです。財布などで1〜4万円、鞄などは6〜11万円程度です。商品は店頭とホームページでも販売していますので、製品リリースされた後にすぐに売れてしまう場合もあります。Alt81の製品特性を本記事で敢えてを書きません。なぜなら、知りたいことがホームページに非常に分かりやすく書いてあるのです！自社で撮影、デザインされたホームページは一読の価値ありです。商品購入の際はこまめにホームページをチェックし、これぞと思った時に買いです！

Alt81
住所：〒111-0051 東京都台東区蔵前2-1-23蔵前立沢ビル A号
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